【近況報告】双子を生んだ時の帝王切開はこんな感じ

  • 2020.03.20 Friday
  • 04:07

JUGEMテーマ:幸せなお金と時間の使い方:双子のパパ・ママ集まれ〜:妊娠・出産・育児準備

 

こんにちは、サー子です。

大変ご無沙汰しております。

7カ月もの間ブログを更新していませんでした。

 

ご報告が遅くなりましたが、11月に双子の男女が生まれました。

母子ともに健康で毎日てんやわんやしながら幸せな育休期間を過ごしています。

 

いつもブログを書きたいと思いつつ日々子供たちを生かすことに精一杯で、少しでも時間ができようものなら寝落ちする生活が続いていました。

 

最近は、新生児の頃に比べたら多少は授乳感覚が開いてきました。

子供たちは首が座ったばかりでまだ寝返りやハイハイはしませんので、もしかしたら今が一番楽な時期なのかもしれません。

 

実際に子供たちが生まれてみて、小さい子の育児をしながらブログやYouTubeなどの発信を継続している方々をあらためて尊敬の眼差しで見上げています。

 

さて、家族が一気に2人増え親になって数カ月の間もお金のことを考える機会はたくさんありました。

子供たちの保険はどうしよう、教育費はどこで貯めよう、児童手当はどうしよう、と。

今後はこういった子どもに関する私の選択も書いていきたいと思っています。

 

今日は双子誕生のご報告ということで更新しましたがこれだけで終わるのもなんですので、帝王切開がどんなものだったか振り返りたいと思います。

 

切腹について書きますので怖い方はこれ以降読まないように気をつけてください。

 

それでは始めます!

 

私は元々予定帝王切開で双子を出産するはずでした。

産婦人科の先生の話によると、双子なら必ず帝王切開で産むというわけではないそうですが、私の場合は第一子が逆子だったため帝王切開での出産に決まりました。

 

子宮頚管が短くなり、管理入院の日にちが決まった矢先の破水で緊急帝王切開になりました。

33週に入ってすぐの出産で子どもは2人とも未熟児でしたが、それでも腹囲は最終的に1メートルでした。

 

妊婦時代の後半はとにかくお腹が重くてほんの少し動くだけで息切れしたり、しょっちゅうトイレに行ったり。 夜中もトイレに起きるのが日課になっていました。

11月のある日の夜中、ジョワーという感覚で目が覚めました 。

「あっ、お漏らししちゃった!」と気がついたはいいが、ジョワーが止まらない。

ここでそれがお漏らしではなく破水だと気付きました。

この時のドキッとしたあの感覚は一生忘れないと思います。

 

病院に着いてからは、本当に破水なのかを確認したり、お腹の子の心拍確認をしたり、診察台の上で寝たまま入院手術の書類を書いたりしながら帝王切開の準備が整うのを待っていました。

産婦人科、小児科、麻酔科の先生が揃ったところで私は担架に移され手術室に運ばれていきました。

 

私にとって生まれて初めての手術でした。

局所麻酔での手術なので色々と覚えています。

 

想像していたよりも手術室は狭く、先生たちが和やかな雰囲気だったのが意外で印象に残っています。

そして一番驚いたのは、手術中も音楽が流れていることでした。

 

出産日以来、米津玄師のLemonとFoorinのパプリカを聴くと帝王切開で腹を切られているまさにその瞬間を思い出して身震いするようになりました。(笑)

 

担架から手術台に移され、ついに帝王切開の始まりです。

和やかな雰囲気の中、私だけがブルブル怯えていました。(笑)

普段から注射を打つだけでもブルブル怯えている私ですので、切腹なんかもう怖いに決まってるんですよ!

 

麻酔科の先生が横向きで寝ている私の背中に麻酔をブシュ。

恥もくそもなくワンワン泣きましたよ。

しかも「いってーなぁ!」と文句まで言いながら、まったくひどいもんですわ。

 

そして冷たいガーゼのようなものを肌のいろんな位置に触れて

「ここは感触がありますか?」

と繰り返しながら麻酔の効きを確認されました。

 

お腹から下の感覚がなくなりついに切腹。

焦げ臭いにおいがしたのでレーザーのようなメスだったのかもしれません。

 

切られている時はもちろん麻酔で痛くないのですが、お腹をほじくられる感覚があり今にも吐きそうな感覚が最後まで続きました。 この時も、というか手術が終わる最後の最後まで私は恥もくそもなくワンワン泣き続けて過呼吸になりながら

「いってーなぁ!」

「吐くー!吐くー!」

「気持ち悪い!」

「無理!」

と文句を言い続ける有様でした。

 

母子ともに助けていただいている真っ最中に私はただ手術台に寝っ転がっているだけの身でよくもまあこんなことが言えたもんです。

今ならそう思い、ただただ反省するとともに、母子ともに無事助けていただいたことに感謝するばかりです。

まったくひどいもんですわ。

 

さて、手術が始まって30分くらいのところで第一子誕生のおぎゃー!

そしてさらに1分後に第二子誕生のおぎゃー!

 

元々文句を言いながら泣いていた私が産声を聞いてさらに泣きました。

「ちゃんと生きてる!よかった!」

月並みですがこんなことを思いました。

産声を聞いた一瞬だけ私の文句が止まりました。

 

子どもたちは1700グラムと1900グラムで呼吸も弱かったので、すぐNICUに運ばれていき、その時にちらっと細くて小さな足が見えました。

あっという間にお腹を縫って、ハイおしまい。

手術室に入ってから終わるまで1時間くらいだったと思います。

 

本当はもっと長い間子供たちをお腹の中で育ててあげたかったけれど、極度にビビりな私のために予定帝王切開ではなく突然生まれてきてくれたんだと思っています。

 

出産に関しては、1つだけ後悔していることがあります。

胎盤が見たかった〜。

 

前々から、出産したら胎盤を見せてもらおうと思っていたのに、いざ緊急手術となるとすっかり言い忘れて終わってしまいました。

 

もし出産で叶えたいことがある方は、前々から周りに言っておいた方がいいですよ!

 

ということで、また次の更新まで間があくかもしれませんが今後ともよろしくお願いします^^

 


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【後編】双子妊婦が妊娠悪阻で入院したので症状や費用や生活について書きます

  • 2019.07.07 Sunday
  • 17:19

JUGEMテーマ:貯金:節約&エコグッズ:生命保険:幸せなお金と時間の使い方:双子のパパ・ママ集まれ〜:妊娠・出産・育児準備

 

こんにちは、サー子です。

 

今日は双子妊婦の私が妊娠悪阻で入院した話の後編です。

 

後編では、入院準備、入院生活、入院費用、退院後などについて書こうと思います。

 

ちなみにこちらの前編では、私の場合の妊娠悪阻の症状、生活・仕事での支障について書きました。

 

【前編】双子妊婦が妊娠悪阻で入院したので症状や費用や生活について書きます

 

まずは入院準備について。

 

私が今回妊娠悪阻で入院した病院は総合病院ではなく個人病院でした。

 

ちなみに、双子の出産はNICUという新生児集中治療室の設備がある病院でないととのことで、来月から総合病院に転院してそちらで出産する予定です。

 

入院準備といっても、パジャマやタオルは全て病院で用意してもらえるとのことだったので、私が入院で持ち込んだものは下記のものでした。

 

・小さな財布と母子手帳

いつもは長財布ですが、最低限のお金と免許証と保険証をミニ財布に入れて行きました。

 

・下着

洗濯は病院でしていただけたので助かりました。

 

・洗面用具

歯ブラシからシャンプーまで備え付けのものが質の良いものだったので、自分のもので使ったのは洗顔料くらいです。

あとは簡単にスキンケアをしたかったので、オールインワンゲルとシートマスクを持っていきました。

他にはおりものシートくらいですかね。

 

・スマホや充電器

これは必需品です。

 

・パソコン

体調が回復することを期待して、調べものや暇つぶしにと思い持っていきましたが正解でした。

ただ、悪阻の実況ブログを書く気力はありませんでした。(笑)

 

・赤ちゃんの名づけの本

これも持って行って正解でした。

暇さえあれば赤ちゃんの名前の候補を考えていました。

我が家は二卵性の双子で性別はまだわからないので、男の子と女の子の名前を2つずつ考えています。

ちなみに私が使っている本はこれです。

 

 

 

この本は書店で色々な名付けの本を比較してたどり着いた私のおすすめ本です。

漢字自体の成り立ちや意味がメインで載っていて、こういう本は珍しいと思います。

名前でよく使われているけれど実は良くない意味の漢字をはじくことができる唯一の本だと思って購入しました。

キラキラネームをつけたくない方や漢字の知識に乏しい方にも良いと思います。

ただ、苗字の画数との相性などは載っていないので、それを見たい方には向かないです。

私は画数にもこだわりたいですが、姓名判断自体はネットでも色々調べられるのでこの本を選びました。

 

・写真アルバムと今までのエコー写真

これも辛いマタニティ生活の心の支えになり、持っていって良かったです。

先生が気前よく何枚もエコー写真をくださるタイプで、たくさん集まった写真がまだ整理できていなかったというのもあります。(笑)

入院中に全て整理でき双子赤ちゃんズのエコー写真集ができました。

 

・サランラップ

これは妊娠悪阻、特に食べ物や匂いで吐いてしまう方ならではのおすすめの持ち物です。

食事で匂いや味がどうしても食べられないものに蓋をするためです。

これのおかげで吐く回数を減らすことができました。

本当は私は食事を残すことに抵抗がありますが、吐かずに体力回復するための手段としてやむを得ないことでした。

 

入院準備で病院に持ち込んだものはこのような感じです。

 

必需品以外では、心の支えになるものを持っていくのがいいと思います!

 

 

続いて入院生活について。

 

1日目。

 

私は月曜日の19:30頃から入院したので、この日は病院食はなしでした。

 

部屋に案内されるなり、すぐに尿検査、検温(なぜか37.6℃もありました)、血液検査、点滴針を腕にセットされ夜中の2:00頃までの間に点滴を2本打ちました。

 

吐き気止めが配合されているわけではなく、水分と栄養のみの点滴です。

 

「点滴を打ちながら眠ってもいいですよ」

と看護師さんに言われたものの、初めての入院と点滴針に怖気づき、なかなか眠れませんでした。

 

点滴を打ち始めてからも吐き気はあったものの吐かずにいられて快適でした。

 

ちなみに個室のみの病院だったので、退院までずっと個室で過ごせて快適でした。

 

私の部屋は一番小さく、トイレ風呂別の安い個室です。

 

2日目。

 

毎朝7時の放送で起こされるシステムで、自分で熱を測り待機します。

 

看護師さんが順番に部屋に来てくださって、血圧を測っていただきます。

 

そして8時前に朝食が運ばれてきて、この日はサンドイッチとフルーツでしたが完食でき、早くも点滴効果なのかと感激しました。

 

朝食の後は診察を受けエコー写真を撮り、夕方くらいにかけて点滴を3本、合計1.5リットル打ちました。

 

昼食、夕食共に半分近くも食べることができ、飲み物も多少は飲み込めましたがトイレはこの日も2回しか行けず、量もほんのチョロリくらいしか出ませんでした。

 

しかし入院2日目にしてこの日はなんと1回も吐きませんでした。

 

お風呂(シャワー)にも安心して入ることができました。

 

今思い返すと、この1日で精神的にもかなり安定したような気がします。

 

私は元々病むタイプの性格ではないと思っていますが、入院するまでの1人で耐えていた頃はネットの検索履歴が「つわり いつまで」「つわり 和らげる方法」に始まり、それがいつの間にか「つわり 日本人 死者」「辛いマタニティ生活」「日本人 妊娠中 死因」など最終的には病みで闇でした。

 

入院して本当に良かったとこの日に思ったことを覚えています。

 

3日目。

 

大まかなタイムスケジュールは同じなので省略します。

 

朝食後に先生が回診に来てくださいました。

 

前日に吐かなかったこともあってか、この日は点滴を2本に減らして過ごしました。

 

そして夜に1回だけ吐きました。

 

それでも1日1回くらいなら吐くのも耐えられました。

 

トイレの回数は4回くらいだったと思います。

 

4日目。

 

この日はさらに点滴を減らしてみることになり、1日で1本でした。

 

夕食中と寝る前の2回吐きました。

 

シャワーを浴びたかったけれど、湯気で吐き気が悪化すると思いやめておきました。

 

トイレの回数は5回、自分で水分をとることもできました。

 

5日目。

 

前日に2回吐いたのでまた点滴1本はあるかなと思いきや、この日は点滴なしで様子を見ることになりました。

 

不思議と1回も吐かずに過ごすことができ、シャワーを浴びることもできました。

 

6日目。

 

朝食後の先生の回診で、お昼に退院することに。

 

帰るとまた元に戻ってしまうのではないかと不安な私に、もしもまた悪化したら来てくださいと言われ、それもそうだなと退院することにしました。

 

入院してみてかなり吐く回数が減りましたし、何より歩いたり起き上がったりするのも家で耐えていた頃よりスムーズになっていたので少しは自信がついたというか。

 

昼食前に荷物をまとめ、お世話になった病院をあとにしました。

 

さて、続いては入院費用です。

 

最初入院するときは、そもそもこれは保険適用なのか不安でしたし、否応なしに個室に入ったことも不安要素でした。

 

人間弱っていると、冷静な判断ができないのだということが身に染みてわかった気がします。

 

だって今冷静に考えると、仮に保険適用でなかろうと個室に入れられようと、たかが1週間前後栄養点滴を打つだけの入院で今の私がお金に困るわけがないんですよ。

 

でもその時はなぜか不安で、これは保険適用の入院ですか?と聞きました。(笑)

 

保険適用だとわかり、さらに今入っている医療保険の対象であることもわかりやっと安心できました。

 

私が入っている医療保険は入院日額5000円の最低限プランで、5泊6日で3万円の給付金ですがそれでもなぜか少し安心してしまう、保険の不思議。(笑)

 

自分の貯金が1000万円以上あっても不安だったのに、医療保険で3万円の給付金が出て安心しているサー子の不思議。(笑)

 

そして5泊6日の入院費用は一体いくらだったかといいますと約5万5000円でした。

 

これを聞いてどう思いますか?

 

私は予想よりかなり安いと感じました。

 

10万円くらいはするものだと思っていました。

 

こんなにみるみる体調が回復して毎日至れり尽くせりで、5万5000円で吐きにくい生活を手に入れられて大満足だったわけです。

 

1回目に先生に入院を勧められたときに入院しておくべきでした。

 

もし、今つわり(妊娠悪阻)で苦しんでいるけれど入院はと思っている方、絶対に治るかはわかりませんが試す価値ありです!

 

ただ上のお子さんがいる方など、現実的に難しいと悩まれている場合もきっとありますよね。

 

さて、医療費の支払いを終えて自宅に帰るわけですが、ここで一悶着。

 

帰り道でコンビニに入ると、その瞬間「ウオエッ!」ですよ。

 

あらま、外の世界に出てみりゃ全然治ってないじゃないの。(泣)

 

外の洗礼を受け、帰りの車にも酔い、帰り着くともうヘトヘトでした。

 

それでもやはり入院前の辛さに比べてみたら格段に和らぎ、退院後は仕事を休むことなく出勤できています。

 

パフォーマンスはまだまだ良いとは言えませんが、あの辛さがないだけで幸せです。

 

つわりは本当に辛いです。

 

私よりもっと辛い症状が出ている方もいると思いますがこの辛さは主観でいいんです!と思います。

 

人と比べてどうこうではなく、自分が辛ければそれは本当に辛いんですよ!

 

私は入院前よりましになったと思いますが、ましというだけで16週に入った今でもやはり吐き気などが続いています。

 

絶対に無理だけはせず、和らぐことを願っています!

 


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【前編】双子妊婦が妊娠悪阻で入院したので症状や費用や生活について書きます

  • 2019.07.06 Saturday
  • 19:12

 

お久ぶりです、サー子です。

 

ずっと辛かったつわりのピークが強烈に続き、妊娠悪阻ということで6月中は短期間ですが入院していました。

 

1ヶ月間まるごと何もブログを書かなかったのは初めてな気がします。

 

とにかく地獄でした。(泣)

 

「辛いマタニティ生活」が独り言の口癖なっていて、吐いているか泣いているかの生活でした。

 

今日は、私の妊娠悪阻の症状、生活・仕事での支障、入院準備、入院生活、入院費用、退院後などの体験や思ったことや心構えをありのままに書こうと思います。

 

まずこの前編では、私の場合の妊娠悪阻の症状、生活・仕事での支障について書きます。

 

後編では、入院準備、入院生活、入院費用、退院後などについて書いています。

 

【後編】双子妊婦が妊娠悪阻で入院したので症状や費用や生活について書きます

 

私は、嗅覚、味覚、視覚が変わってしまい、主に吐き気だけでなく実際に吐くタイプのつわりです。

 

妊娠5週に入る前から急激に吐き気を催すようになりました。

 

吐いて吐いて、胃に何も吐くものがなくても吐くので喉からか鼻からか食道からかはわかりませんがよく血が出ました。

 

食べ物を目の前にした場合だけでなく、水もお湯もお茶も気持ち悪く、これは16週に入った今も続いています。

 

湯気も気持ち悪くなりお風呂でも吐きますし、お湯さえ自分で沸かせず、料理は何一つできません。

 

電子レンジはマスクをして鼻をつまんでギリギリ使えても、中のものが冷めるまで扉を開けられません。

 

歯みがきも最低限しかできません。

 

スーパーに買い物に行くにも食品を見ただけで吐くので、買い物はほとんどコンビニでしていました。
 

もちろんコンビニでも気持ち悪いことに変わりないですが、コンビニなら吐きそうになった瞬間近くに必ずトイレがありますし、何よりすぐに外に出られるからです。

 

私は安く済ませられるものは安く済ませたいので今までコンビニで食品を買うことなんてそうそうありませんでしたが、そんなことは言っていられないほどの体調不調。

 

スーパーの売り場内で勢いよくゲロをぶちまけることに比べたら、一時的に食費がかさむ方がましですわ。(笑)

 

最近は体調がましな日に勇気を振り絞ってスーパーで買い出しすることもあります。

 

ちなみに私が口に入れることができた数少ない食べものは、ミニトマト、ゼリー、フライドポテト、コーンフレーク、牛乳、柿ピー、時々寿司(エビと玉子)。

 

これらの中からその日に食べられそうなものをほんの少量食べる生活で、それでも吐きましたがこれらが私の命綱でした。

 

少ししか食べられない上に吐くので、トイレには1日1回か2回で、検尿カップにやっとチョロっと出る程度の量でした。

 

大きい方も数日に1回わずかな量の下痢のような便が出るだけでした。

 

食べ物以外が原因の吐き気も常にあるのですが、まずは目覚めが最悪です。

 

朝目が覚めた瞬間から気持ち悪く、起き上がる時の自分の振動にとどめを刺されて吐きます。

 

朝から地獄ですが、正確に言うと夜中も地獄です。

 

吐き気でなかなか眠れず、やっと眠れても夜中に吐き気で目が覚めて吐くんですよ。

 

24時間とにかく吐くこととの戦いで疲れているせいか、ピーク時には悪夢や金縛りにもたくさん遭いました。(泣)

 

そして、自分の家の匂いでも吐きます。

 

2階から1階に降りて部屋が変わるとそこでも吐きます。

 

洗濯でも吐くので、週に1回マスクとサングラスをして鼻栓をしてなんとか済ませていました。

 

鼻栓はティッシュだと匂いで吐くのでこれを買いました。

 

 

 

 

この鼻栓を買うまでは、マスクの上から洗濯バサミで鼻を留めるという荒技でしたが、案の定鼻が痛くなりこれを買いました。

 

鼻の穴はしっかりふさがるし、鼻に直接当たる部分がシリコンなので痛くないですし、買ってよかったです。

 

今はスーパーに行くときにマスクの下にこの鼻栓をしています。

 

さて、日常生活でどのような支障をきたしたかはこんな感じで、続いては仕事での支障について書きます。

 

上に書いた通り朝から吐いて動けなくなるので、有休を使いまくりました。

 

ちなみに私は車で30分のお気楽な通勤です。

 

30分の車通勤が楽だと言い切ると「そんなことない!」と反感を買うこともあるかもしれませんが、はっきり言って車通勤なんてこの日本の通勤方法の中じゃ楽勝中の楽勝の部類だと思いますよ。

 

去年までは都内の満員電車通勤ラッシュで1時間以上かけて通勤していたので、車通勤になった途端、この世にこんなに楽な通勤の世界もあるのかと衝撃を受けました。

 

何が言いたいかというと、そんなお気楽通勤生活の私が有休を使いまくる体調の悪さでしたということです。

 

都内の通勤ラッシュで頑張っている妊婦さんは本当にすごいですよ。

 

電車で妊婦さんを見かけたら是非席を譲ってあげてほしいです。

 

世の中ではマタニティマークを見えるように身に付けることに対して賛否あるようで、「否」の側の人の

「妊婦アピールして浮かれていると思う」

なんていう浅はかで馬鹿でくそみたいな意見もどこかで見たことがありますが、実際に自分が妊婦になってみてマタニティマークを身に付ける理由がわかりました。

 

常に体調不良でそれでも一人で外出しなければならないという時に、万が一出先で倒れたり意識がなくなってしまっても発見者の人に妊婦だとわかってもらいたいからですよ。

 

「わかってもらいたい」というのは、一番にお腹の赤ちゃんの無事の確認を託すというか、妊婦が使えない薬剤を使わないでほしいということを端的に伝えるというか、うまく言えないですがそういうことです。

 

ただ妊婦アピールして浮かれている妊婦がいるなら紹介してほしいくらいですわ。(笑)

こんな馬鹿みたいな「否」の意見を言う人が思っているよりもっと真剣に生きてるよ。

 

あららら話が逸れました。

 

さて、私の場合一日休む日もあれば、少しましな日は午前休を使いまくりました。

 

5月6月でまともに出勤したのは僅か数日です。

 

しかもその僅か数日も、ただ朝から出社しただけであって、まともに仕事がこなせたわけではありません。

 

せっかく出社しても、トイレに引きこもって吐いていることも多かったです。

 

5月上旬の段階で一度先生から入院の話が出たことがありましたが、その時は断りました。

 

その時はこんなにピークが続くと思っていなかったということと、こんなに日に日に悪化していくとは思っていなかったからです。

 

そして、ついに社内で酷いめまいを起こしそのまま起き上がれなくなり家まで運ばれるという大迷惑をかけた末、入院が決まったのでした。

 

こうして文にしてみると、負のスパイラルな生活だということがよくわかりますね。

 

少ししか食べられない上に吐き、水分と栄養が足りず体力がなくなり体重も減り続け、双子の赤ちゃんに本当に栄養が足りているのか絶えず不安になり、仕事にならない悔しさにもストレスが溜まる、毎日吐いて泣いて、この繰り返しでした。

 

今思えば、先生から一度目の入院の提案があった時に私が素直に応じていればよかったと思います。

 

なぜなら思いのほか短期間の入院でぐんと体調が良くなったからです。

 

後編では、入院準備、入院生活、入院費用、退院後などについて書きます。

 


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西松屋で買えないベビー用品があるだと!?

  • 2019.05.26 Sunday
  • 17:20

JUGEMテーマ:妊娠・出産・育児準備双子のパパ・ママ集まれ〜幸せなお金と時間の使い方通販節約&エコグッズ

 

こんばんは、サー子です。

 

私は某田舎県在住の双子妊婦会社員です。

 

都会のようなオシャレなベビーグッズショップは生活範囲内にありません。

 

唯一あるのが車で数十分のところにある西松屋。

 

西松屋、良いですよね!

 

妊娠して初めて行くようになりましたが、広くて、品揃えが豊富で、安い!

 

ここなら何でも揃えることができると安心しきって私はベビーカー売り場へ。

 

私は双子妊婦なので二人乗りのベビーカーが欲しくて、早いうちから下見しておきたかったんです。

 

そこで店員さんに

「二人乗りのベビーカーはありますか?」

と聞いてみたら、二人乗りベビーカーは取り扱いがなく、取り寄せもしていないとのことでした。

 

双子グッズはあまり需要がないことは予想していたので、展示品の中にツインベビーカー現物がないことは想定の範囲内でしたが、取り寄せもできないのは想定外でした。

 

ということで、生活範囲内にベビー用品店がない私は、双子ベビーカーを楽天で吟味して購入することになりそうです。

 

もしくはリサイクルショップでも探しに行ってみようかしら。

 

横並びでなるべく軽量で小さめの車にも積みやすいものが見つかればと思っています。

 

できれば実際に押してみたりして使いやすそうなものを買えたらいいなと思っていたのでその点少し残念ですが、まだあと数ヶ月あるのでクチコミなどをチェックして良さそうなものを選ぼうと思います^ ^

 

私は田舎県在住なので残念ながら近場にはないのですが、都会にお住まいの方はベビーカーメーカーの試乗イベントのようなものもあるそうですよ!

 

双子ベビーカー試乗の機会はなかなかないので、近くの方は行ってみる価値はあると思います。

 

さて、少し話が逸れますが、私の兄弟の子供が年子なんです。

 

私の身のまわりで最近双子を産んだ親戚や友人はいないので、この年子の家庭が一番参考になるんじゃないかと思い、ベビーカーについても「どんなの使ってる?」と聞いてみたんです。

 

上の子が生まれた時は、もらい物の結構がっしりめな、俗にいう「ちょっと良いベビーカー」を使っていたそうです。

 

しかし下の子が生まれてからは、とにかくベビーカー自体が軽く小さくないと、子供2人連れて買い物に行ったり荷物を持ったりかなり辛いということで、軽くて小さい安いベビーカーを買い直したと言っていました。

 

都会暮らしの彼に言わせると、本体の軽さで使い勝手が全然違ってくるとのことで、なるほどなあと。

 

特に都会暮らしだと移動も公共交通機関が多いですし、エレベーターや改札で小回りが利くかだったり簡単に畳めるかといったところは、田舎暮らしの場合よりもウエイトを置いて考えないといけない部分ですよね。

 

もちろんあまりにもガタついて子供が嫌がったり健康的に良くないのはだめですが、ベビーカーの場合も案外安かろう悪かろうではないのだなという新発見でした。

 

ベビーカーも安くて良いものを見つけたいと思います^ ^

 


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産前産後期間の国民年金保険料が免除になる新制度を利用しよう

  • 2019.05.11 Saturday
  • 21:10

JUGEMテーマ:年金妊娠・出産・育児準備幸せなお金と時間の使い方節約&エコグッズ貯金マネー

 

こんばんは、サー子です。

 

今日は、平成31年4月からひそかに施行されている新制度、産前産後期間の国民年金保険料免除について書きます。

 

この制度は全ての妊婦さんに適用されるわけではなく、かくいう私も残念ながら適用外なのですが、絶対に知らなきゃ損!な話です。

 

これから子供が生まれるとなれば、あれこれと準備にお金がかかってきますし、個人的には国民年金保険料なんかぶっちゃけ払わずに済むなら払いたくないものなので、もし私が免除の対象者だったら即座に申請しますよ。(笑)

 

いくら面倒くさがりでもこういう時は即行動に移すんですよ私。(笑)

 

対象者や免除期間についても書きますので、興味のある方はぜひ先にお進みください。

 

まずは免除となる対象者は、

「国民年金第1号被保険者」で出産日が平成31年2月1日以降の方。

とあります。

 

日本年金機構の公式ホームページでは、国民年金第1号被保険者については以下のように説明がありました。

 

日本国内にお住まいの20歳以上60歳未満の自営業者、農業・漁業者、学生および無職の方とその配偶者の方(厚生年金保険や共済組合等に加入しておらず、第3号被保険者でない方)。

 

続いて、免除期間については以下の説明がありました。

 

出産予定日又は出産日が属する月の前月から4か月間(以外「産前産後期間」といいます。)の国民年金保険料が免除されます。

なお、多胎妊娠の場合は、出産予定日又は出産日が属する月の3か月前から6か月間の国民年金保険料が免除されます。

※出産とは、妊娠85日(4か月)以上の出産をいいます。

(死産、流産、早産された方を含みます。)

 

続いて、届出時期と届出先は以下の説明がありました。

 

お住まいの市(区)役所または町村役場の国民年金担当窓口に届出。

出産予定日の6か月前から届出可能ですので、速やかに届出ください。

※ただし、届出ができるのは平成31年4月からです。

 

良い制度ができましたね!

 

国民年金第1号被保険者の方は、せっかくのこの制度を絶対に利用するべきです!

 

2019年度の国民年金保険料は1か月あたり17,000円ですよ?

 

これが4か月免除ということは、68,000円ですよ?

 

双子や三つ子など多胎なら6か月免除でなんと102,000円!

 

この制度を知っているか知らないかでこんなに節約できるのは大きいですよ!

 

これこそ効果的に「つもり貯金」ができますよね!

 

「国民年金保険料を払ったつもりで貯金」というわけです。

 

さて、当たり前のことを書きますが、これは未納ではなく免除ですので、この免除期間は国民年金保険料を納付したものとして老齢基礎年金の受給額に反映されます。

 

さらに朗報があります。

既に国民年金保険料を前納している場合も、産前産後期間の保険料は還付されるそうですよ!

 

既に支払っていても戻ってくるなんてありがたいです!

 

国民年金第1号被保険者で平成31年2月以降に出産した方、そしてこれから出産される方は、絶対にこの制度を利用して恩恵を受けてくださいね!

 

余談ですが、私がこの新制度を知ったきっかけは、妊婦検診に通っている産婦人科の待合室に置いてあったチラシでした。

 

こういうところにも気づくか気づかないかだけの違いでお得な情報が転がっているものなんですね。

 

他にも、私がもし妊婦になっていなければ知らなかったであろうことがまだまだ世の中にはゴロゴロ転がっていると思うので、今後もアンテナを張って過ごしていけたらと思っています。

 

少しでもお役に立てれば幸いです^ ^

 


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妊娠前にやっておけばよかったこと4選

  • 2019.05.03 Friday
  • 18:24

JUGEMテーマ:幸せなお金と時間の使い方

 

こんばんは、サー子です。

 

Twitterでは度々呟いていたのですが、実は双子を妊娠し、今日で7週に入りました。

 

平成最後の日、平成31年4月30日に無事心拍確認でき、ほっとしています。

 

究極の面倒くさがりな私が一度に2人出産できるように2人揃ってお腹に来てくれたのかと思うと、なんて親孝行なの!と、この奇跡に感激しています。(笑)

 

とは言え、一般的に多胎妊娠は異常妊娠でありハイリスクだそうなので不安もあります。

(人間の場合もともと1人を妊娠する体のつくりなので、多胎妊娠はそういう意味で異常妊娠とのことです。)

 

これからはせっかくの貴重な経験である双子妊娠に関することもブログに書いていきたいなと思い、新しいカテゴリも作りました。

 

今後私自身が妊婦生活にまつわるお金の制度や、妊婦ならではの買い物などうまくやりくりしないといけない場面に直面することが多々あると思うので、自分の体調を見ながら書いていきたいと思います。

 

というのもTwitterで泣き言を呟きまくっている通り、とにかくつわりが辛いんです。

 

今はラッキーなことに10連休真っ只中で家に引きこもっていられますが、もしこれが平日だったら何度会社を休んでいたことでしょう。

 

飲まず食わず改め、飲めず食えずで常に吐き気と吐くことばかりです。(泣)

 

4月23日の5週4日の時点から症状が出始め今日に至ります。

 

こんな短期間のつわり人生ではありますが

「妊娠初期からこんなに辛いなら妊娠前にやっておけばよかった」

と思ったことを今日は書きます。

 

ちなみに、私のパートナーは年がら年中ずーっと長期出張でほとんど帰って来られないので、ワンオペ育児ならぬワンオペ妊婦さん(?)が読むと参考になるかもしれません。

 

 

【1】食洗機を買っておけばよかった。

一番はこれです。

私の場合、自分が食べたあとの食器を見るだけで吐きます。

やっとの思いで少量食べたものなのに。

今後もちろん買う予定はあるものの、寸法や機能や工事など、そんなことに頭が回らないほど今は体調が悪いです。

機種にあれこれ迷ってないで妊娠前にさっさと買っておくべきでした。

とりあえず今は紙皿で凌いでいます。

後々ワンオペ双子育児が始まることを考えると、これは絶対になくてはならないと思っています。

 

【2】1階を寝室にすればよかった。

我が家は2階が寝室です。

しかしとにかく吐き気が半端じゃないので、少しでも生活範囲を狭める為に布団を1階にも置いておくべきだったと後悔しています。

そうすればトイレもお風呂も近くて気楽に吐ける気がします。

今は自分で布団を1階におろす力も運ぶ力もないので彼が帰って来たらおろしてもらおうと思っています。

 

【3】入院準備をしておけばよかった。

妊娠初期からこんなに辛いとわかっていたら入院準備してましたよ。

つわりは個人差があると言いますが、自分が酷い方に入るかもしれないと思っておいた方が安心です。

私は産婦人科の先生から

「双子のつわりは酷くなることが多いんだよ。この調子だと近々入院になるかもしれないけど、食べられるものだけでいいから少しでも食べるようにしてね。」

と言われていますが、彼は帰って来られず、実家は遠くて無理、となると誰かに入院準備を頼んだり、後から病院に持ってきてもらうことができません。

体調が悪かろうが吐こうがどうにかして自分で準備するしかないのです。

 

【4】缶詰など非常食をもっと準備しておけばよかった。

つわり中はスーパーに入ることすらできなくなります。

食品売り場の匂いや食品が並んでいるのが目に入るだけで容赦なく吐き気が襲ってきます。

こんな時のために、冷たいまま食べられ日持ちする缶詰のような食品を用意しておくことは大事だと思いました。

「冷たいまま食べられ日持ちする」というところが重要です。

食べ物を温める蒸気だけで吐くからです。

私の場合、茹でたり炒めたりだけでなく電子レンジも使えなくなったので、冷凍食品に頼るにしても自然解凍OKの商品しか買えません。

温かい食べ物が何でもだめかと言えばそうではありませんが、冷たいものの方が食べやすい場合が多いのは事実です。

缶詰は先日ドラッグストアで買い揃えることができ、ちなみにコーンとツナを買いました。

 

 

私が妊娠前にやっておけばよかったと思ったのは大体この4つです。

 

彼が夏に帰宅し次第すべて整えていこうと思っています。

 

さて、これから新しく双子ママさんや妊婦さんにもこのブログを読んでもらえたら嬉しいです。

 

今まで読んでくださっていた方も今後ともよろしくお願いします^ ^

 


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